レディー・ガガさん、いじめ撲滅目指し「ボーン・ディス・ウェイ財団」設立 [海外]

 いじめ撲滅を呼びかけている米人気歌手のレディー・ガガさんが2日、若者たちを力付けることを目指し、非営利組織「ボーン・ディス・ウェイ財団」の設立を発表した。

財団の名は、「これが生まれながらの私」という意味のガガさんのヒット曲から付けた。若者を力付けるための活動を支援し、いじめなどの問題に対応。デジタルメディアを動員して前向きな変化を促す。代表者にはガガさんと母親のシンシア・ジャーマノッタさんが就任する。

ガガさんは「力を合わせて勇気と思いやりの標準を打ち立て、他者を守り助ける世界中のコミュニティーを形成して、いじめや仲間外れに対抗したい」と話している。

財団の活動にはサイバースペースを専門とするハーバード大学の研究所などが協力する。

米国では9月にニューヨーク州で14歳の少年がいじめを苦に自殺し、社会問題となっていた。少年がガガさんの歌に勇気付けられたとのメッセージを残していたことに動かされ、ガガさんは法律でいじめを禁止すべきだと提言。ツイッターで「この数日間、私は思い出しては泣き、叫んだ。強い怒りを感じた。いじめは禁止しなければならない。これはヘイトクライム(憎悪による犯罪)だ。私は戦いをやめない。これを終わらせなければならない」と訴えていた。


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