トルコ東部でM7.2の地震=死者多数か、ビル倒壊相次ぐ [海外]

トルコ東部で23日午後1時40分(日本時間同7時40分)ごろ、マグニチュード(M)7.2の強い地震があり、AFP通信などによると、家屋が倒壊し、少なくとも50人が負傷した。CNNトルコによると、地震研究機関は、500~1000人が死亡した可能性があるとの推定を明らかにした。
 同国首相府は声明で、地震で死者が出ていると発表。人数には言及していない。またトルコ政府高官は記者団に対し、ワン市内で10棟前後のビルが倒壊し、周辺の地域でも25~30棟の建物が崩れ落ちたと述べた。
 米地質調査所(USGS)によると、震源は同国東部の都市ワンの北北東17キロ、震源の深さは20キロ。トルコ最大のワン湖周辺で、イラン国境に近い地域。
 ワンでは7階建てのビルなどが倒壊し、住民はパニック状態に陥っているという。地元テレビには、がれきの下で生き埋めになっている人の救助に当たる救急隊の様子が映し出された。ワン空港にも被害が出ており、着陸予定の飛行機は400キロ離れたエルズルムの空港に向かった。

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